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2026.08.02
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軽度認知障害を調べるのに、匂いで分かる!?
「最近、料理の香りが薄く感じる」「香水の匂いに気づきにくくなった」——そんな変化はありませんか。実はこの“匂いの衰え”が、認知症の一歩手前とされる軽度認知障害(MCI)のサインである可能性が、近年の研究で注目されています。
嗅覚と脳は直結している
鼻から入ったにおいの情報は、嗅細胞から「嗅球」を通り、記憶をつかさどる「海馬」や感情に関わる「扁桃体」へとダイレクトに伝わります。つまり嗅覚は、他の感覚以上に脳の記憶領域と密接につながっているのです。
研究でわかってきたこと
アルツハイマー型認知症では、記憶を担う海馬だけでなく、嗅球や嗅皮質といった嗅覚に関わる部位にも、症状が現れる数年前からダメージが及ぶことが報告されています。国内の大規模調査でも、嗅覚を識別する検査のスコアが低く、しかも本人が嗅覚低下を自覚していない状態が、MCIの早期発見の手がかりになりうると示されました。さらに海外の研究でも、MCIを発症した高齢者は、認知機能が正常な人に比べて嗅覚テストの結果が低い傾向にあることが確認されています。
セルフチェックのすすめ
香水や芳香剤の匂いに気づきにくくなった
料理の焦げ臭さに気づくのが遅れた
好きだった香りに以前ほど反応しなくなった
こうした変化に心当たりがある方は、それだけで病気と決めつける必要はありませんが、脳からの小さなサインかもしれません。
まとめ
匂いの変化は、目に見えにくい認知機能の変化に気づく、身近な手がかりの一つです。気になる症状がある場合は、自己判断せず、専門の医療機関にご相談することをおすすめします。
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